スパンキー&アワ・ギャング(Spanky and Our Gang)
スパンキー&アワ・ギャングとは
今回ご紹介するのは、女性ボーカルのエレイン “スパンキー" マクファーレンを中心とした
アメリカのサンシャインポップグループ、スパンキー&アワ・ギャング。
ソフトロックの女性ボーカリストとしては比較的力強く、伸びがあるエレインのボーカルを中心に、複雑に絡み合うコーラスワークが特徴のグループです。
1967年にビートルズのカバー曲「And Your Bird Can Sing」でデビューします。
代表曲は全米9位の「Sunday Will Never Be the Same」
マーゴ・ガーヤン作の「Sunday Mornin’」でしょうか。
↓マーゴ・ガーヤンについてはこちらの記事をどうぞ。
マーゴ版のサンデーモーニングと聴き比べてみましょう!
他にもカントリーやボサノヴァ調など、バラエティに富んだ曲を発表しています。
素晴らしいハーモニーを聴かせてくれるグループでしたが、1969年に中心人物であったマルコム・ヘイルが亡くなった為、解散せざるを得なくなります。
わずか2年の間にアルバムを4枚リリースし、その後1975年に再結成し1枚のアルバムをリリースしました。
スパンキーとギャング
スパンキー&アワ・ギャングは、日本で「スパンキーとギャング」というグループ名で売り出そうとしたらしいです。
「〇〇と××」、そして女性ボーカリストと男性コーラス陣、といえば…
「ピンキーとキラーズ」ですね。
アルバムジャケットの女性がシルクハットをかぶっているのも微妙に似ています。
この時代、洋楽のメロディやデザインやアートに影響された日本の音楽って、意外に多いです。探してみると面白いですね。
というわけで、スパンキー&アワ・ギャングですが、曲名や歌詞に「Sunday 」と付くものが多いように、日曜日の似合うグループです。
お休みの日にゆったりと聴く事をおすすめします。
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