The Association(アソシエイション)
アソシエイション~ソフトロック界屈指のヒットメーカー
今回紹介するのはThe Association(アソシエイション)。
ソフトロック界においては珍しく、全米チャートの上位のヒット曲を何曲も発表しているグループです。
1966年発表「And Then… Along Comes The Association」がデビューアルバムとなります。
聴いてもらえるとわかりますが、当時6人だったアソシエイションのメンバーが織りなすコーラスワークは圧巻です。
それもそのはず、このアルバムをプロデュースしたのが、あのカート・ベッチャーなのです。
カート・ベッチャーのバンド・ミレニウムについてはこちらの記事をどうぞ。
まずは「And Then… Along Comes The Association」から2曲のヒット曲を紹介します。
↓全米7位のヒット曲・Along Comes Mary 。Maryとは、ドラッグの隠語らしいです。
全米1位のCherish。アソシエイションの代表曲です。美しいメロディと圧巻のコーラスワークは必聴。
その後のアソシエイション
2枚目のアルバム以降はカート・ベッチャーをプロデューサーから外し、全曲の作曲・演奏をメンバー6人で行うなど、独自路線を摸索します。
そして2作目の全米1位となるウィンディー(Windy)、ビルボード2位を記録するネヴァー・マイ・ラブ(Never My Love)など、ヒット曲を次々に発表します。
↓全米1位のウィンディ。軽快で親しみやすいメロディは王道のソフトロックです。
ビルボード2位のネヴァー・マイ・ラブ。当初は日本のジャ〇―ズというグループの為に書かれた曲なんだとか..
しかし70年代に入ると、ソフトロックが忘れられた存在となるように、アソシエイションの活動も急速に失速していきます。
それでもシングルのリリースやツアー活動も行うなど、現在まで地道に活動を続けているようです。
メンバーの結束の強さ、音楽への愛が感じられるグループです。そうした彼らだからこそ、奇蹟のようなコーラスを生み出す事ができるのでしょう。
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