The Association(アソシエイション)

11月 7, 2023BGM,ソフトロック・サンシャインポップ

アソシエイション~ソフトロック界屈指のヒットメーカー

今回紹介するのはThe Association(アソシエイション)。

ソフトロック界においては珍しく、全米チャートの上位のヒット曲を何曲も発表しているグループです。

1966年発表「And Then… Along Comes The Association」がデビューアルバムとなります。

聴いてもらえるとわかりますが、当時6人だったアソシエイションのメンバーが織りなすコーラスワークは圧巻です。

それもそのはず、このアルバムをプロデュースしたのが、あのカート・ベッチャーなのです。

 カート・ベッチャーのバンド・ミレニウムについてはこちらの記事をどうぞ

まずは「And Then… Along Comes The Association」から2曲のヒット曲を紹介します。

  ↓全米7位のヒット曲・Along Comes Mary 。Maryとは、ドラッグの隠語らしいです。

全米1位のCherish。アソシエイションの代表曲です。美しいメロディと圧巻のコーラスワークは必聴。

その後のアソシエイション

2枚目のアルバム以降はカート・ベッチャーをプロデューサーから外し、全曲の作曲・演奏をメンバー6人で行うなど、独自路線を摸索します。

そして2作目の全米1位となるウィンディー(Windy)、ビルボード2位を記録するネヴァー・マイ・ラブ(Never My Love)など、ヒット曲を次々に発表します。

↓全米1位のウィンディ。軽快で親しみやすいメロディは王道のソフトロックです。

ビルボード2位のネヴァー・マイ・ラブ。当初は日本のジャ〇―ズというグループの為に書かれた曲なんだとか..

しかし70年代に入ると、ソフトロックが忘れられた存在となるように、アソシエイションの活動も急速に失速していきます。

それでもシングルのリリースやツアー活動も行うなど、現在まで地道に活動を続けているようです。

メンバーの結束の強さ、音楽への愛が感じられるグループです。そうした彼らだからこそ、奇蹟のようなコーラスを生み出す事ができるのでしょう。