ハーパース・ビザール(harpers-bizarre)

ハーパース・ビザールとは
今回紹介するハーパースビザールは、1967年にアメリカでデビューしたグループです。
後にドゥービー・ブラザーズ、ヴァン・モリソン、ヴァン・ヘイレン等のプロデューサーとして活躍するテッド・テンプルマンが、このグループの中心人物です。
デビュー曲の The 59th Street Bridge Song(邦題・59番街の歌)はサイモン&ガーファンクルのカバー曲ということでもあり、全米13位を記録します。
ハーパース・ビザールのその後
1970年に一度解散し、1976年に再度結成されます。
その後、1990年代に渋谷系ミュージシャンを中心にソフトロックの名盤として再び注目されます。
1970年に解散するまでに4枚のアルバムを発表しますが、4枚目のシングル曲Chattanooga Choo Choo(チャタヌガ・チューチュー)はビルボードのイージーリスニングチャートで1位となる快挙を成し遂げます。
このチャタヌガチューチューは、グレンミラー楽団の代表曲とされるので、ポップスではなくイージーリスニングと解釈されるのは当然ですが、ポップスでありながらくつろげる音楽として最大に評価されたといえるのではないでしょうか。
実際にお聴きになればわかりますが、ハーパースビザールの曲は、演奏も、ひと昔前の映画音楽を想起させるような、美しくゆったりとしたものです。
そして、ボーカルは主張しすぎず、楽器の織りなす繊細なメロディを邪魔しません。そして広がりのあるコーラスが一つの曲を上手にまとめています。
ゆったりとした行っている休日のブランチのお供に、ハーパースビザールの音楽、どうでしょうか。
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