ザ・フリー・デザイン(The Free Design)
The Free Design/Kites Are Fun(フリー・デザイン/カイツ・アー・ファン)
今日はフリーデザインというグループのお話しをします。
アメリカ・ニューヨーク出身のフリー・デザインは長男クリス、妹のサンディ、そして弟のブルースによるファミリーバンドとして出発します。
後に妹のエレンも参加し、1967年に「Kites Are Fun」というアルバムでデビューします。
メンバー全員が兄妹だけあって、息の合った完成度の高いコーラスが聴けます。
そして音楽教育を受けて育ったクリス・デドリック製作のクラシックをベースにした美しいメロディラインや、楽器演奏もバロック・ポップとよばれるほど、美しく素晴らしいです。
まずは表題作の「Kites Are Fun」を聴いてみてください。
フリー・デザインのその後
こちらのグループも、活動期には商業的な成功を得ることはできませんでしたが、90年代の渋谷系ブームで注目され、日本でCD化されたのをきっかけにブレイクとなりました。
グループ自体は1972年に解散しましたが、2000年に一時的に再結成されていますが
「Kites Are Fun」以外にも6枚、合計7枚のアルバムをリリースしており、今でも何枚かは入手可能となっています。
フリー・デザインの音楽は、ソフトロック界においても格段に優しい歌声とハーモニーが堪能できます。
↓2枚目のアルバム「You Could Be Born again」より、代表曲の「I Found love」。
明るく優しい朝の陽ざしを浴びながらいただくブレックファーストに似合いそうな、軽やかで爽快な雰囲気の曲が多いです。
今週のお休みの日の朝ごはんのお供に、フリー・デザインの曲をBGMにしてはどうでしょうか。
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