ザ・フリー・デザイン(The Free Design)

11月 2, 2023BGM,ソフトロック・サンシャインポップ

The Free Design/Kites Are Fun(フリー・デザイン/カイツ・アー・ファン)

今日はフリーデザインというグループのお話しをします。

アメリカ・ニューヨーク出身のフリー・デザインは長男クリス、妹のサンディ、そして弟のブルースによるファミリーバンドとして出発します。

後に妹のエレンも参加し、1967年に「Kites Are Fun」というアルバムでデビューします。

メンバー全員が兄妹だけあって、息の合った完成度の高いコーラスが聴けます。

そして音楽教育を受けて育ったクリス・デドリック製作のクラシックをベースにした美しいメロディラインや、楽器演奏もバロック・ポップとよばれるほど、美しく素晴らしいです。

まずは表題作の「Kites Are Fun」を聴いてみてください。

フリー・デザインのその後

こちらのグループも、活動期には商業的な成功を得ることはできませんでしたが、90年代の渋谷系ブームで注目され、日本でCD化されたのをきっかけにブレイクとなりました。

グループ自体は1972年に解散しましたが、2000年に一時的に再結成されていますが

「Kites Are Fun」以外にも6枚、合計7枚のアルバムをリリースしており、今でも何枚かは入手可能となっています。

フリー・デザインの音楽は、ソフトロック界においても格段に優しい歌声とハーモニーが堪能できます。

 ↓2枚目のアルバム「You Could Be Born again」より、代表曲の「I Found love」。

明るく優しい朝の陽ざしを浴びながらいただくブレックファーストに似合いそうな、軽やかで爽快な雰囲気の曲が多いです。

今週のお休みの日の朝ごはんのお供に、フリー・デザインの曲をBGMにしてはどうでしょうか。