ロジャー・ニコルズ&ザ・スモール・サークル・オブ・フレンズ『Roger Nichols & The Small Circle of Friends』
ソフトロックの名盤、ロジャー・ニコルズ&ザ・スモール・サークル・オブ・フレンズ
皆さんこんにちは。突然ですが、美味しいごはん食べてますか?
美味しいごはんに必要な物、それは新鮮な食材やゴージャスな器、そして音楽・・・。
ご飯の時間はもちろん、人生を彩る心のBGMって大切ですよね。
これからしばらくはお薦めの音楽を紹介していきたいと思います。
今回、おすすめするのはこの1枚。
『Roger Nichols & The Small Circle of Friends』(ロジャー・ニコルズ&ザ・スモール・サークル・オブ・フレンズ)
言わずと知れた、「ソフト・ロックの最高峰」「渋谷系の聖典」とも言われる名高いアルバムです。
完成された美しいメロディとコーラスは、忙しい毎日の中、置き去りにされた懐かしい目に見えない宝物を思い出させてくれるような気持ちになります。
(※ソフト・ロックとは1960年代に流行ったコーラスやハーモニーが美しく心地よいポップスの事をいいます。日本以外ではサンシャイン・ポップと呼ばれることもあります。)
↓アルバム『Roger Nichols & The Small Circle of Friends』から「Don’t Take Your Time」
中心人物のロジャー・ニコルズってどんな人?
アルバム『Roger Nichols & The Small Circle of Friends』は、アメリカで1968年にリリースされました。
残念ながら当時はヒットに至らなかったのですが、80年代後半から90年代にかけて日本で復刻し、渋谷系とよばれるグループに支持されたのをきっかけに、ブレイクしました。
↓野宮真貴さんもカバーしている「Love So Fine」
また、このグループのリーダー格であるロジャーニコルズ氏は1970年にWe’ve Only Just Begun (邦題・愛のプレリュード)をカーペンターズに提供し、この曲はミリオンセラーとなります。
他にもカーペンターズには Rainy Days and Mondays(雨の日と月曜日は)など、数曲提供しているので、聴いたことのある方もいるかもしれません。
↓カーペンターズに提供したWe’ve Only Just Begun (邦題・愛のプレリュード)
さて、ロジャー・ニコルズ&ザ・スモール・サークル・オブ・フレンズですが、その後も1995年、2007年、2017年にアルバムをリリースしています。
ソフト・ロックというよりは、イージーリスニングに近いより洗練された感じになっていますが、おしゃれでポップな『Roger Nichols & The Small Circle of Friends』の方が、個人的には好みです。
↓バート・バカラック提供の「Don’t Go Breaking My Heart」も名曲です。
というわけで、アルバム全体が素晴らしい、捨て曲なし!です。
聴いているだけで幸せになる至高のアルバム、『Roger Nichols & The Small Circle of Friends』を今夜のディナーのBGMにしてみてください。
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