お店で気軽に購入できる高カカオチョコレート8種の食べ比べ

10月 21, 2020健康食,食べ物いろいろ

お店で気軽に購入できる高カカオチョコレート8種

高カカオチョコレートに関しての記事の続きです。

今回は実際に市販されている高カカオチョコレートを食べてみました。

ちなみに、2020年10月現在にて、私の自宅近辺のスーパーやコンビニで手軽に購入できる高カカオチョコレートは以下の通りでした。

明治 チョコレート効果CACAO72%
森永カレ・ド・ショコラ
ロッテ ポリフェノールショコラ カカオ70%
コープカカオ70%チョコレート
明治ザ・チョコレート・ベネズエラ(NUTTY)
明治ザ・チョコレート・ブラジル(FRUITY)
明治ザ・チョコレート・ドミニカ共和国(SPISY)
明治ザ・チョコレート・ペルー(FLORAL)

明治 チョコレート効果CACAO72%

明治からはたくさんの高カカオチョコレートが発売されていますが、代表的なものと言えばこの商品でしょう。1998年から発売されて、ロングセラーとなっています。

お味の方は、一般的なビターチョコレートよりもカカオの苦みがキリリときいていて、かつ、口どけもクリーミー、後味もスッキリしています。一番手に入りやすく、一般好みされる味でしょう。

深い緑の印象的なパッケージのこちらの商品はいろいろな容量で発売されていますが、どの商品もお口にいれてしまえば同じ成分です。大容量の方がややコスパが高いです。

森永カレ・ド・ショコラ

日本で初めてカカオ成分70%のチョコレートとして販売された商品になります。あくまで私見ですが、明治のチョコレート効果よりもクセがなく、クリーミー感が高いような感じがします。その分食べやすいので、高カカオチョコレートデビューにもってこいの商品ではないでしょうか。

ロッテ ポリフェノールショコラ カカオ70%

ガーナミルクチョコレートで有名なロッテですが、こちらの商品もさすがにロッテならではの口どけです。ビターチョコレートであることを忘れてしまいそうな軽い口どけです。なのに、他商品よりポリフェノールが高めです。

コープカカオ70%チョコレート

こちらはコープ専用の商品となっています。コープが独自で開発しているので、他のお菓子専門メーカーのものと比べると、少々物足りない感じがあります。ただ、レインフォレスト・アライアンス認証」を受けたカカオ豆を使用しているので、おいしさと同時に、カカオ産地の環境保護と産地の応援にもなるという、チョコレートなのです。そして後述しますが、一粒当たりのコストも低めなので、お薦めな商品です。

手に入れるためにはコープのお店に行くか、コープの宅配が必要です。

明治ザ・チョコレート・ベネズエラ(NUTTY)

ここからは明治のやや高級なラインのザチョコレートの説明となります。

これらの商品、とても美味しいのですが、肝心のポリフェノールがどれくらい含まれているかが不明です。

美味しさだけでなく、健康も気にする世代としては、ぜひ知りたいのですが、今のところパッケージにも公式サイトにも見当たりませんでした。

さて、明治チョコレートのベネズエラですが、「おいしい」の一言につきます。

今まで食べてきた高カカオチョコレートとは、また次元の違う食べ物のようです。ビターチョコレートなんですが、まろやかでお口の中でほどけるように溶けていきます。苦さは感じられません。ナッティというだけあって、ヘーゼルナッツやマカデミアナッツを思わせるような風味です。これを食べてしまうと、ただ甘いだけのミルクチョコレートでは物足りない気がしてきます。

明治ザ・チョコレート・ブラジル(FRUITY)

こちらも、ザ・チョコレートのシリーズらしく、まずお口の中に入れた瞬間の口どけから違います。ただ、お味の方はやや酸味があり、この酸味を苦さと感じる方もいるかもしれません。ただ、酸味と言っても酸っぱさではなく、フルーツのみずみずしい酸味です。イメージ的には、ビターチョコレートの中にオレンジピールやアップルが入っている外国のチョコレートをたべているような感じです。

明治ザ・チョコレート・ドミニカ共和国(SPISY)

ザ・チョコレートの中では一番、複雑な風味です。酸味とキリリとした苦み、少し大人な感じのする味わいです。公式サイトにはシナモンを思わす風味、と書いてありますが、まさにその通りです。しょっぱいスパイスでもなく辛いスパイスでもなく、シナモンのような甘いお菓子を引き立てるスパイスが効いています。なので、チョコレート本来の美味しさを一番わかりやすく引き立てているのも、こちらの商品です。

明治ザ・チョコレート・ペルー(FLORAL)

ザ・チョコレートの中でも一番好みが分かれる商品だと思います。このチョコレート、本当にお口の中でお花の香りがします。もちろん、香料ではなく、カカオの香りなのです。こんなチョコレートは初めてです。気分転換に持って来いの商品です。個人的にはかなりお気に入りの商品となりましたが、普通のチョコレートに食べ慣れている方には不思議な味と思われるでしょう。

まとめ~どのチョコレートがおすすめか?

最後に、今回食べたチョコレートの成分表を以下に表にしてみました。チョコレートごとに量にばらつきがあるので、わかりやすいように一日に推奨される25gの量の栄養成分に計算しなおしています。

また、参考として一番下の段に明治の普通のミルクチョコレートを記載しています。意外に、高カカオチョコレートはハイカロリーだという事がわかります。

calたんぱく質脂質炭水化物ポリフェノール25g当たりの価格
明治チョコレート効果1402.5101163585円
森永カレドショコラ14721011.555075円
ロッテポリフェノール1502.510.611.2937125円
コープカカオ701502.510.611.243775円
ザ・チョコレート(ベネズエラ)1482.1117.5記載なし125円
ザ・チョコレート(ブラジル)1472.210.87.3記載なし125円
ザ・チョコレート(ドミニカ)1512.111.57.1記載なし125円
ザ・チョコレート(ペルー)1512.2107.9記載なし125円
明治チョコレート1391.958.727.717750円
パッケージ当たりの価格は、平均的に売られている価格を参考にしています。

以上でおわかりのように、栄養的にはどの商品もあまり変わらないといえます。ただ、ポリフェノールが断トツで高いのが、ロッテのポリフェノールショコラカカオ70です。ただ、こちらの商品、価格的には明治の高級ラインであるザ・チョコレートと変わらない商品となります。

まとめてみると・・・

効果的に
ポリフェノールを摂りたい
美味しい
高カカオチョコレート
を食べたい
低コスパで食べたい環境問題
に関心がある
ロッテポリフェノールショコラ・明治ザ・チョコレート
(銘柄はお好みで)
・森永カレドショコラ
・コープカカオ70
・明治チョコレート効果
(大容量パッケージ)
・コープカカオ70

という結果になりました。

私事ですが、今回の食べ比べでいろいろなチョコレートを少しずつ食べていましたが、そうすると、チョコレートごとの性格がよりわかりやすく感じました。なので、複数のチョコレートをまとめて購入して、いろいろ食べるのもおすすめです!

食欲の秋も深まってまいりましたので、お気に入りの高カカオチョコレートを見つけて、ぜひ食べてみてくださいね。

                    

健康食,食べ物いろいろ

Posted by tonosamabatta