シャツの脇や襟の汚れ・黄ばみをスッキリ綺麗に取る方法を考える

「夏服とお花のブローチ」の写真

衣替えしたら黄ばんでいた。もう一度あの白さに戻したい。

すっかり暑い季節になってしまいました。衣替えはすみましたか?

久しぶりに夏服を出してきたら、脇や首の辺りが黄ばんでいてショックを受けたことはありませんか?

去年、ちゃんと洗濯したはずなのに…。夏場の汗じみは、取れたようでも脂分やたんぱく汚れは残っていて、久しぶりに出して来たら黄ばんでいた!というのはよくある事だと思います。かといって、普通に洗濯しても、一度黄ばんでしまった汚れはなかなか落とせません。

我が家では、おととしに黄ばんだシャツを何枚か捨てました。そして去年はダメ元で、いろいろな漂白剤を使用してみて、なんとか汚れを落とせました。

そして、その方法とは、粉末の酸素系漂白剤をお湯に溶かして漬け置きする事です。

そして今回は、この黄ばみを落とす方法が他にないか実際に自宅にありそうな洗剤などを使って考えていきたいと思います。

では、実際試してみた方法です。布地に化粧用ファンデーション・ケチャップと油を混ぜたものを塗り、一日放置して、いろいろな方法で汚れを落としてみました。

・熱湯をかける、煮沸させる
・台所用洗剤でもみ洗い
・メイク用のクレンジング剤でもみ洗い
・ウタマロ石鹸でもみ洗い

・洗濯用洗剤でもみ洗い
・酸素系漂白剤(粉末・液体)に漬け込む
・塩素系漂白剤に漬け込む
以上が実験の結果です。煮沸した以外は、どの洗剤でも結構汚れが取れています。

熱湯をかける、煮沸させる

衣類の黄ばみに直接熱湯をかける、或いは大きな鍋に入れて煮沸させる方法です。熱いお湯ですから、油汚れを浮かして流してくれそうですよね。注意したいのが、洗面所や洗濯機に直接熱湯をかけようとすると、破損の可能性がある事です。また、熱湯では繊維も傷むことがあるので、なるべく避けたい方法です。

今回は鍋に汚れた繊維を入れて試してみました。お湯に油分が浮き、汚れは多少落ちた感じですが、色味は全くとれませんでした。洗剤だけでは落としきれないようであれば、沸騰したお湯ではなく少し低め(50度くらい)の温度のお湯を使えばいいと思います。

台所用洗剤を塗り込むメイク用のクレンジング剤を塗り込む

台所用洗剤も、メイク落としのクレンジング剤も、どちらも油汚れに強く、浮き出して流してくれそうな感じがします。昨日、今日ついた汚れでしたら、これらの洗剤で充分落とすことができます。

でも、一年間ほったらかしていた黄ばみはどうでしょうか。私個人の感想ですが、1年間放ったらかしの汚れは、汚れの度合にもよりますが、落ちにくいと思いました。

ウタマロ石鹸でもみ洗いをする

汚れと言えばウタマロ石鹸です。油汚れ、泥汚れ、インクの汚れなど、たいていの汚れはウタマロ石鹸でこすり洗いをすれば綺麗になります。ただ、真っ白に戻る、というわけではありません。多少の色残りがします。また、一年間放ったらかしの、時間のたった黄ばみを落とすことは少し難しかったです。

ウタマロ石鹸は洗面所かお風呂場に置いておき、その日汚れたものをさっと洗うようにすれば便利だと思います。

洗濯用洗剤でもみ洗いをする

洗濯用洗剤だから、台所洗剤より汚れが落ちるんじゃないの?と思って、台所洗剤と同じようにもみ洗いしてみました。結果、意外と落ちました。ただ、洗濯用洗剤も台所洗剤も多くは中性洗剤となります。下のまとめで説明していますが、汚れは酸性であるものが多く、その酸性の汚れを落とすにはアルカリ性の洗剤の方がより適していると思います。

酸素系漂白剤(液体・粉末)に漬け込む

酸素系漂白剤と言っても、液体と粉末の二種類あります

液体の酸素系漂白剤は過酸化水素が主成分で、粉末よりも漂白力が弱いけれども、デリケートな衣類にも使えるといった特徴があります。衣類が痛みにくいので、毎日のお洗濯にも使えますね。

また、粉末の酸素系漂白剤過炭酸ナトリウムが主成分で、漂白力・除菌力も期待できます。油汚れに強い性質を生かして、お掃除にも使えます。ちなみに、お掃除に良く使用される重曹もよく似た成分です。

この酸素系漂白剤、代表的な商品がシャボン玉石けん、オキシクリーンでしょうか。ちなみにこれらの粉末の酸素系漂白剤、水ではなく、40度前後のお湯で溶かすと、その威力を発揮します。

今回の実験では、汚れ落ちの面では他の洗剤とあまり差がないように思えますが、我が家で一年前の黄ばんだシャツの汚れを落としたのは、シャボン玉石けんをお湯に溶かして漬け込む、といった方法だったのです。

ただ、熱めのお湯(50度くらい)を使い、洗剤量も使い方として記載してある量より多めに使いました

塩素系漂白剤に漬け込む

最後の手段として使うのが塩素系漂白剤。カビキラーやハイターもよく似た成分であり、カビの除去にも使えるという事で、あらゆる汚れを落とす印象があります。

ただし、色落ちの心配もあります。白い衣類の場合も変色する可能性があるので、漬け込む時間や使用する容量も調整しないといけません。

また、手に付くとヌメリがなかなか取れませんし、匂いもきついです。また、酸性の洗剤(クエン酸や酢)と混ぜると有毒ガスが出て危険です。小さいお子さんがいる家庭ではなかなか使いにくいですよね。

我が家でも、汚れと掃除の最終手段として塩素系漂白剤を常備していますが、あまり使用する事はありません。でも、確かに汚れは落ちます。今回の実験でも一番落とせました。でも、あくまで白い布地だったので、色のついている布地では色落ちしてしまったかもしれません。

まとめ~結局どの方法が汚れを落としやすいのか

今回調べていてわかったことがありました。

汚れ=酸性に対し、洗剤=アルカリ性であることです。当たり前の事なんですが、化学反応を起こして汚れを取る、という事を忘れていました。

なので、汚れが取れやすい漂白剤系は、自然とアルカリ性の度数が高いものになります。

今回使用した洗剤のうち、アルカリ性洗剤はウタマロ、酸素系漂白剤(粉末と液体)、塩素系漂白剤の4点。そのうち塩素系漂白剤以外は弱アルカリ性となります。

そして、アルカリ性度の高い洗剤は、手も荒れやすく、衣類も傷みやすい、です。

なので、実験では塩素系漂白剤が一番汚れが落ちましたが、今回お薦めの方法としては

末の酸素系漂白剤と台所用洗剤の合わせ技で、お湯(50度)に漬け込む。

でしょうか。

他にも、市販の襟足用の洗剤や、重曹とクエン酸を合わせた化学反応を使った落とし方など、いろいろ試してみたい方法はありますが、一番スタンダード、かつ、確実な方法は粉末の酸素系漂白剤に漬け込む、という方法だと思います。

また、余談ですが、漂白剤に漬け込んでも綺麗にならなかった場合、洗濯用洗剤を少量つけてもみ洗いをすると汚れが落ちる場合があります。また、衣類は濡れていると汚れが目立ちますが、乾かすと気にならない程度の汚れになる事もあります。あきらめないで、ぜひ試してみてくださいね!