ボンカレー全16種類のうち中辛を中心に6種類の食べ比べ

5月 26, 2020ジャンクフード・B級グルメ,食べ物いろいろ

好きなボンカレーをすくってご飯にかけて食べます。

ボンカレーは全部で7つのラインナップ、合計16種類もある

突然ですが、ボンカレーって16種類もあるのをご存知ですか?

私も何も気づかずに、とりあえず保存食のレトルトカレーとしてストックしていましたが、カレー売り場をよく見ると、なんとボンカレーと名乗るカレーの多いこと…。

調べてみると、7つのラインナップと、さらに甘口や辛口などにわけられるため、合計16種類もあります。

これは早速試してみなければ…と思い、先週、6種類のボンカレーの食べ比べをしてみました。

ちなみに、今回食べたのは以下のカレーです。価格でランクが分かれているのでは?と勝手に思い、以下の順番にさせていただきました。

・子供のためのボンカレー₍160円)

・ボンカレーゴールド(180円)

・元祖ボンカレー₍230円)

・ボンカレーネオ(285円)

・ボンカレーグラン(350円)

・ザ・ボンカレー₍500円)

ザ・ボンカレーと子供用以外は全て中辛のビーフカレーを選択しました。

なお、子供用は子供も一緒に食べるために選択しました。

また、今回唯一手に入らなかったのは沖縄限定のボンカレーです。ネット通販でならば手に入るようです。

では、以下が食べてみた感想です。

子供の為のボンカレー

その名のとおり、子供用のボンカレーです。同じく子供用のレトルトカレーのカレーの王子様やアンパンマンカレーと似たような感じです。アレルギー物質を極力減らしたり、科学調味料無添加、国産野菜を使用するなど、お子様に安心して食べてもらえる工夫もしています。我が家の子供はIKEAで食べるお子様カレーと似ている、と言ってました。

ボンカレーネオ

ボンカレーといえば、この丸い柄のパッケージを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。甘口・辛口・中辛とありますが、今回は中辛を食べました。元祖ボンカレーとどこが違うのかというと、こちらのボンカレーは元祖と比べて、香辛料と果実をベースに味の構成を変化させたものらしいです。

見た目も、元祖ボンカレーとは違います。色が濃い目の茶色で、欧風カレーに近い印象でしょうか。食べてみるとスタンダードなインスタントカレーですが、ややしっかり目の味付けといった感じです。具も小さいながらゴロゴロと入っているのが好印象です。

元祖ボンカレー

こちらは中辛のみの販売となります。世界初のインスタントカレーとして発売された記念すべき品となります。

見た目はターメリックの印象が濃い黄色で、どちらかというとメタルインドカレー的な雰囲気があります。味も他のボンカレー勢とは異なる、昔懐かしいインスタントカレーの味がします。他のボンカレー勢は野菜や果実のうま味が出ていますが、元祖ボンカレーはカレーの素の味が生きている、とでも言いましょうか。ちなみに中辛ですが、あまり辛みはありません。

ボンカレーネオ

見た目、味ともどもに、ボンカレーゴールドをランクアップさせた商品だと言えます。玉ねぎベースの甘みと赤ワインのコクがやや感じられます。今回食べた中では、味が一番しっかりとしています。具材もゴールドより大き目でたくさん入っています。カレー全体の量も一番多いです。価格の分だけランクアップした印象です。

ボンカレーグラン

ボンカレーネオをさらにグレードアップさせた商品、といった感じです。お肉を始め、玉ねぎやコーンなどの具材がゴロゴロと大きいです。バターで炒めて赤ワインで煮込んだコクも生きています。さすが、グランと名乗るだけあります。

さらにこのグランのラインナップですが、チキンカレーとベジタブルカレーもあります。菜食主義者やハラールを意識した商品と言ってもいいでしょう。ボンカレーはここまできたのか!という印象です。

ザ・ボンカレー

ボンカレーの中では最高位に位置するといっていいでしょう。

まず、素材や味付け、全てが異なります。塩分控えめで、その分、牛肉と野菜のうま味がふんだんに味わえます。他の中辛勢と食べくらべてみるとかなり甘みを感じます。

さらに、科学調味料無添加、となっています。

以下の表は今回食べたボンカレーの栄養成分をまとめたものです。ザ・ボンカレーが他のカレーより抜きんでている点としてはとしては塩分の低さと食物繊維の多さでしょうか。カレーで気になるのは塩分ですが、ザ・ボンカレーは塩分に関しては安心して食べる事ができます。

一番右側にお茶碗一杯分のご飯の栄養成分も載せてみましたが、ザ・ボンカレーと一緒に食する事で、一食分の栄養は充分に補えると思えます。

確かに、具材は肉も野菜も大きめでたくさん入っています。下手をすれば、場末の喫茶店のカレーより美味しいと思います。

こどもゴールド元祖ネオグランザ・ボンカレー白米
総量130ℊ180g200ℊ230ℊ200ℊ210ℊ150g
価格160円180円230円285円350円500円
カロリー81kcal159kcal202kcal214kcal231kcal294kcal252Kcal
たんぱく質2.2ℊ4.1ℊ5.6ℊ5.8ℊ11.8ℊ14.9ℊ3.8g
脂質3.0ℊ7.2ℊ11.0ℊ9.7ℊ12.6ℊ15.1ℊ0.5g
炭水化物11.9ℊ20.1g21.6ℊ27.4ℊ18.8ℊ27.1ℊ55.7g
食塩1.6ℊ2.5ℊ2.4ℊ2.9ℊ2.2ℊ1.7ℊ0g
食物繊維1.0g1.4g3.0g3.2g2.4g5.0g0.5g

価格もそれなりにしますが、内容的にコスパはかなりいいと思われます。一度食べてみる価値あり、の商品です。

まとめ

全体的に、どのボンカレーも価格に見合った味が期待できると思います。

ただ、個人的には子供でも食べられる甘さのザ・ボンカレーはがお薦めでしょうか。

また、6種類食べたうち、4種が中辛でしたが、どのカレーも、あまり辛さは感じられませんでした。食べているうちに口の中がピリッとしましたが、どのカレーが一番辛いかはわかりませんでした。ボンカレーは辛さよりカレーのうま味を味わうカレー、という印象を受けました。辛いカレーを食べたい方は別のカレーをお薦めします。

というわけで、レトルトカレーはカップ麺と並んで手軽に食べられて保存食に最適な商品です。皆さんもぜひ、お気に入りのボンカレーを見つけて、常備してくださいね。

ちなみに、ガラムマサラをかけて食べてもおいしいです

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