読書をがんばる~読書する人だけがたどり着ける場所に行きたくて
この前、斎藤孝さん著の「読書する人だけがたどり着ける場所」という本を読みました。簡単に内容を説明すると「ネット社会の今こそ本をよむべきだ」という事が書かれているのです。
これはいったいどういう意味なのでしょうか?
読書ってハマると楽しいし、次にどんな本を読もうかと考えるだけでワクワクしてきます。でも、忙しい毎日に流されてしまって、時間がない、しばらく本から遠ざかっているのでどんな本をよんだらいいかわからない、という場合も多いと思います。
今回は「読書する人だけがたどり着ける場所」を軸に、読書を頑張るきっかけを考えたいと思います。
読書する人だけがたどり着ける場所とは…
最近、読書していません..。
学生だった頃は、いわゆるモラトリアム時代には、図書館や古本屋巡りを毎週行い、表紙や題名に惹かれた本を見つけては読んでいました。
今も読書好きの知人から中古の本をもらっては、ぼちぼちとは読んでいますが、なかなか本を読む時間がないのが現状です。本当に本好きの人は、スキマ時間を利用して読んでいると思いますが、最近はスキマ時間もスマホをいじって、ボーっとしている事が多いです。
そこで、出会ったのが「読書する人だけがたどり着ける場所」だったのです。
読んでみると、なるほど!本を読む大切さが身に染みてわかります。
本は良書もあれば悪書もある、という事ですが、この本では、何とも有り難い事に読むべき本を紹介してくださっているのです!
でも、なかなか難解な本も多いこと…。著書が面白そうに紹介してくれている本も、中身を見ると、自が小さかったり、専門用語が多かったりして、すぐに挫折してしまうんだろうな、と思います。
学生の頃のように柔軟ではなくなった頭では読み進めるのにも一苦労しそうです。というか、自分の頭の悪さにがっかりです。
でも、読書する人だけがたどり着ける場所とやらに、私もぜひ行ってみたいので、とりあえず、日本文学の短編から読み始めてみようかな、と思っています!
ちなみに、「読書する人だけがたどり着ける場所」というのは、いったいどんな場所なのでしょうか。本に直接の記載はありません。でも、読書を続けていると、ある種の人生満足感?的な物が生まれてくると思います。
本を読むことで、人は、その本の内容を「生きる」事ができると言えます。そう考えると、本を読むことで、何度も人生を繰り返して生きる事ができると思います。それを体全体で理解する境地が「たどり着ける場所」なのではないでしょうか。あくまで個人的な見解ですけども…。
本屋大賞の作品は、面白そうな作品がいっぱいで読んでみたい
ところで本屋大賞って知っていますか?
全国の書店員さんがその年に発行された本のなかで、いちばん売りたい本を選び、投票して決める賞、です。書き手側の作家さんが選ぶ賞ではなく、読み手代表の本屋さんが選考するという事で、なかなか画期的な賞ですよね。
詳しくは、リンク参照ください。➡ 本屋大賞
そこで、少し前のことですが、日経新聞土曜版に、
「 歴代の本屋大賞作品から選ぶ読書家お薦めの10冊」という記事が載っていました。
(余談ですが、日経新聞土曜版のNIKKEI STYLEは、旬の物事をランキング形式紹介してくれる記事が載っており、とても興味深く読めます!)
1位は、三浦しをんさんの「舟を編む」…読んだことないです。
2位は湊かなえさんの「告白」。これは読んだことあります!
…..以下、10冊が紹介されていますが、読んだことがあるのは6位の伊坂幸太郎さんの「ゴールデンスランバー」のみ。読んだことがあるのは10冊中、2冊という結果でした。最近の本ですら全然読んでいません….。
ちなみに詳しいランキングはこちらを参照ください。
ちなみに、本屋大賞に選ばれた作品は映像化されることも多く、映画やドラマにで初めてその作品と出会うことも多いと思います。メディア化されているという点で、親しみやすい作品が多い本屋大賞は、文学的な作品というよりは、エンタテイメント小説を多く取り扱っている気もします(追記・数点読んでみましたが、結構読み応えのある作品が多かったです)。
まとめ~本をとりあえず読みたいならば本屋大賞作品から選ぶ
読書する人だけがたどり着ける場所に行きたいのに本を読む時間がない、きっかけがない、
↓
まずは本屋大賞受賞作から読み進めて本に慣れていく、本の面白さを思い出す。
本屋大賞は読者目線なので、これなら、すぐに読めそうだな、といった内容の本もたくさん見つけました。何しろ、読み物として面白い作品が多いので、本の面白さを楽しむにはちょうどいいと思います。
これからは、まずは本屋大賞作品の中から読みたい本を見つけて、読むことに慣れてきたら、難しい本も読んでいこう、と思ったのでした。
わたしのような読書リハビリの民や、どんな本を読んでみたらいいかわからない、といった方は、まずは本屋大賞作品の中から本を選んでみてはいかがでしょうか。そして、最終的には読書する人だけがたどり着ける場所、を目指しましょう!
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