野菜不足の解消と健康維持に、スープ・汁物は食卓にかかせない!
今回はスープのお話しをしたいと思います。
暖かいスープを毎日飲むことで、免疫力向上が期待できる!
最近すっかり肌寒くなってきました。夕飯にも体が温まるようなメニューが恋しくなってきました。そこで、毎日の献立に欠かせないのが、お味噌汁を含め、スープ類。
一口飲んだら、心も体も温もります。
体を温める事は、ただそれだけで免疫力を上げる事に繋がります。
我が家の食卓では、季節を問わず、毎夕食にスープ類を必ず一品出すようにしています。
味噌汁、ポタージュ、ミネストローネ、ポトフ…。
たとえ暑い季節であっても、スープを飲むことは、エアコンで冷えた内臓を温めるのに良い手段だと思います。また、夏には冷や汁、ヴィシソワーズなどの冷たいスープもいいですよね。
野菜ジュースに頼らずにスープで。簡単に野菜不足解消!
スープを毎日飲む大きな理由は、野菜不足解消のためです。
厚生労働省が提唱する健康維持の為の野菜の一日の摂取量は350gですが、それだけの量を生野菜で取るのは結構大変なもの。
野菜ジュースでいいじゃない?と思われるかもしれませんが、野菜ジュースって美味しいのでついたくさん飲んでしまいます。実は虫歯になりやすい、血糖値が上がりやすい、野菜程の栄養は期待できない、といったデメリットもあります。
そこで、スープの登場です。味噌汁、ポトフは煮込み料理なので野菜が柔らかくなり、食べやすくなります。ポタージュも玉ねぎ、セロリを基本に野菜を煮込んですりつぶしたものです。野菜嫌いの子供たちもスープの中の野菜なら食べやすいのです。
ちなみに、ポタージュは面倒に思われがちですが、ハンドブレンダ―があれば、簡単に作れます!
私はクイジナートのブレンダ―を使用しています。ミキサーのようにかさばらず、よく使う部品だけキッチンの引き出しに入れる事ができます。
野菜の抗酸化物質を効果的に摂取するのはスープが一番!
ところで、フィトケミカルという言葉はご存知でしょうか?
今話題の、ポリフェノールやリコピンといった抗酸化物質の総称で、効能はそれぞれ異なるものの、活性酸素を除去する役割や、免疫力を向上させる役割があると期待されているものもあります。
野菜の栄養は、ほとんどがスープに溶け出すそうです。野菜の栄養素の一部であるポリフェノール、リコピン、などの抗酸化物質も、煮込むことによりその栄養素がスープ内に溶け出すと言われています。
なので、野菜が苦手な方も、野菜を煮込んだスープを飲むことで、野菜の栄養を効率よく摂取できるというわけです。
(※中にはビタミンCなど、熱に弱い栄養素もあるので、煮込むことで全ての栄養素が摂れるわけではないようですが..。)
まとめ
・暖かいスープは体を温め、免疫力を上げる
・スープは野菜ジュースよりも野菜不足解消に役立つ
・野菜の栄養はスープに溶け出す
というわけです。最近は、コース料理でもスープが省かれている事もあります。また、一人暮らしの方は、なかなかスープ類を飲む機会もないかもしれません。
簡単に栄養を摂取できるスープ類を飲む機会が減っている…これはもったいない事です!
基本的にスープ類は、野菜を切って水を入れて煮込むだけで簡単にできるものばかりです。生野菜を食べるより効率的に栄養を摂取でき、しかも大量に食べることができる。そして、体も温めてくれる。本当にいいことづくめなのです。
一日の献立に迷うようでしたら、ぜひ、一品はスープをとりいれてみたらいかがでしょうか!?
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